いろいろなプログラミング言語の実行環境を整備してHello Worldをやってみるというのを、作ってみました。
プログラミング言語を触る最初の一歩はHello Worldを作るところからです。
OSを変えたときや、新しいプロジェクトのときしかやらないので忘れがちなのでまとめておきます。
言語ごとに少しずつ違っていて、比較しても面白いです。
HellowWorld
HelloWorldとは、プログラムの入門書などで最初に書かれるプログラムです。
C言語の入門書である「プログラミング言語C」が最初と言われています。
実行すると、「Hello, world」と表示するだけのプログラムです。
環境を作ってちゃんとコンパイルできるよね、というときにテスト的に作ったりします。
コンパイル環境を作る WSLのインストール
とりあえずWSLをインストールするのはどのプログラミング言語も前提としました。もちろん、他の方法でもいいと思います。
WSLをインストールします。
PowerShellを管理者権限で起動してください。
wsl --install
を実行してください。
Windowsの再起動を求められますので、再起動してしばらく待つと完了です。
ビルド環境だけインストールしておきましょう。
$ apt update $ apt install build-essential
詳しくは以下を参照してください。
※WindowsからWSLのファイルをいじるには、Explorerから「\\wsl$」としてアクセスしてください。
>>> お手軽なLinux環境 WSL Windows上のLinuxのインストールとファイル連携
C言語
現在使われている高級プログラミング言語の中で最古参のC言語です。組み込みなどでは必須なので、まだまだ現役のプログラミング言語です。
>>> HelloWorldへの道 C言語編 Windows上のプログラミング環境構築
C++
Cのような性能を大事にしつつ、オブジェクト指向を取り入れた言語です。いろいろな機構を取り入れているので、全体を修得するのがとても難しい言語になっています。
>>> HelloWorldへの道 C++編 Windows上のプログラミング環境構築
CMakeを使ったHello Worldは以下です。
Python
Pythonは昔からありますが、AI系のライブラリの充実から最近(2020年代)、とても人気です。
>>> HelloWorldへの道 Python編 Windows上のプログラミング環境構築
Perl
軽量言語といえばPerlだった時期があります。懐かしいです。ライバルのPythonとの差は大きいです。
>>> HelloWorldへの道 Perl編 Windows上のプログラミング環境構築
bash
bashはLinuxをインストールすれば入ります。Linuxを扱うなら、ある程度習熟する必要があります。
>>> HelloWorldへの道 bash編 Windows上のプログラミング環境構築
Rust
新しくできた期待のプログラミング言語Rustです。Cのように性能を重視しつつ、先進的な考え方を持っています。なんと、システムプログラミングでC, C++を置き換えることを目標にしています。
WikipediaのRustの項にさえ、「学習難易度が高い」(つまり、難しい)と書いてありますので、最初に習う言語としては不適当と思います。
>>> HelloWorldへの道 Rust編 Windows上のプログラミング環境構築
まとめ
いろいろなプログラミング言語のHello Worldについてまとめてみました。
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