Rustの条件評価であるif文を説明します。
if文とswitch文
Rustの条件評価はif文だけです。switch文はありません。
Jeff Bayのオブジェクト指向の考え方によると、1メソッドで1つのif文です。
深くインデントするのは設計を間違っている、または、改善の可能性があることを心に刻みましょう。
>>> 【オブジェクト指向の考え方】オブジェクト指向は滅びたのか、定着したのか
Rustのif文の使用方法を説明します。
bool型を返す関数、式が条件
if文の中に入るものはbool型にしましょう。まずは、比較演算子を説明します。
比較演算子
bool型を返す式としては比較演算子が最も基本的です。
x == y // 等しい x != y // 等しくない x < y // より小さい x > y // より大きい x <= y // 以下 x >= y // 以上
if文
if文の文法
if文の使い方は以下が基本です。
if 条件式 { //何かやる }else{ // 他の何かをやる }
CやC++と違って条件式にカッコ()をつけることができません。強い型付けにより、評価順を気にするということはないらしいです。
elseは省略可能です。また、else if付けて再び判定するのもありです。
つまり、以下のような文を書くことが可能です。
if 条件式{ // 何かやる } if 条件式1{ // 何かやる }else if 条件式2{ // 何かをやる }else if 条件式3{ // 何かをやる }else{ // 最後に何かをやる } if 条件式1{ // 何かやる }else if 条件式2{ // 何かをやる }else if 条件式3{ // 何かをやる
else if を何度も重ねるのは見にくいのと、Jeff Bayのオブジェクト指向の精神に反するのでなるべくやめましょう。
まとめ
Rustのif文を説明しました。
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