ITエンジニアは、資料の見た目をよくするような教育は受けていない人がほとんどです。
配置の差や色の差で資料の分かりやすさが変わるとしたら、知っておくと便利です。
ノンデザイナーズ・デザインブック
ITエンジニアにとってデザインと言ったら設計です。なので、デザイナと言ったら設計者を指すことが多いです。
しかし、この本で言うデザインは、「見た目」とか「絵」とかの方のデザインです。
見た目やレイアウトなどを勉強したことがない人(=ノンデザイナー)のための、見た目やレイアウト(=デザイン)を解説している本です。
4版まで出版されていて、2版、3版も現在も手に入ります。動画がついている4版もあります。ご注意ください。
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第1版の1998年から売れ続けているロングセラーです。
4つの原則
「資料が見にくい」
「内容はいいけど、分かりづらい」
みたいなことを言われたら、この本を手にとってください。
デザインで学ぶ数年のことを学ぶのではありません。4つの原則でデザインの世界を垣間見て、気づきを得ることがこの本の目的です。
デザインの4つの原則の説明がこの本の主な内容になります。
- コントラスト(contrast)
- 反復(repetition)
- 整列(alignment)
- 近接(proximity)
この本では、それぞれの4つの原則について、良い例、悪い例で教えてくれます。写真がたくさん載っていますので、直観的に理解できます。
ITエンジニアでデザインについての勉強をしたことがある人はあまりいないので、この4原則を少し意識するだけで、見違えるほど資料が良くなります。
手に取って眺めてみて下さい。
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まとめ
「ノンデザイナーズ・デザインブック」を紹介しました。
資料が分かりにくい、などと言われたら手に取ってみてください。
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