【ネットワークエンジニアのお仕事】インフラとプログラム

扱うもの

ネットワークエンジニアについてのお仕事について説明します。

ネットワークを対象としたエンジニアであればネットワークエンジニアと名乗る資格があります。

従って、下記とは違う形態のお仕事のネットワークエンジニアもいらっしゃると思います。

※コメントでお知らせくだされば追記いたします。

イト屋が会ったことのあるネットワークエンジニアは、以下の2通りいました。

  • インフラを整えるネットワークエンジニア
  • プログラムを組むネットワークエンジニア

それぞれがどのような仕事かを説明します。

ネットワークエンジニア

イト屋です。

ネットワークエンジニアを説明します。

これまでに会ったネットワークエンジニアを考えると、2通りあることに気が付きました。

  • インフラを整えるネットワークエンジニア
  • プログラムを組むネットワークエンジニア

どちらもネットワークエンジニアと名乗っていると思います。

この二つは全く異なる種類のエンジニアであって交わることはほとんどありません。

強いて結びつけるなら「Ciscoスイッチを自動で設定するプログラムを作る」みたいなプロジェクトですが、そのようなプロジェクトが存在するとしても稀有なことです。

この2通りのネットワークエンジニアをそれぞれ説明します。

インフラを整えるネットワークエンジニア

簡単に言うと、ネットワーク機器(スイッチやルータ)を配置する人です。

楽そうな感じに聞こえるかもしれませんが、仕事の内容はタフです。

  • 通信量を設計(計測、予測)する
  • セキュリティを設計する(必要なセキュリティと使用するプロトコルを決める)
  • ネットワーク機器の配置を設計する(配置を考える、どういう順番で配置するかを考える)
  • ネットワーク機器を実際に配置する
  • 疎通テスト、ネットワーク状況の計測などを行う

一般的にネットワークエンジニアというと、このような仕事をする人たちを指します。

インフラエンジニアのネットワーク部分をやる人、情シスのネットワーク部分をやる人も同じかもしれません。

情報処理の資格で言えばネットワークスペシャリストがど真ん中です。

また、ベンダー資格ですが、CiscoのCCNA, CCNPなどを取得します。

プログラムを組むネットワークエンジニア

ネットワークをプログラミングするエンジニアです。

そんなエンジニアなんかいるの?と思われるかもしれませんね。実は結構います。

  • RESTを使う人
  • 独自プロトコルを開発
  • RFCを実装

ネットに繋がることを前提にしたシステム、製品は数多くあります。

別のマシンに、httpや独自プロトコルでアクセスさせるというのはとても自然なことです。

RESTを使う人たち

まず、httpでRESTをインタフェースとして、WebAPIを提供するような製品が至る所にあります。

本では例えば以下です。

独自プロトコル

最近あまりみかけなくなりましたが、socketでネットワークプログラミングをやって独自プロトコルを作る人たちもいます。

本では以下が詳しいです。

RFCを実装する

中にはRFCのプロトコルを実装するエンジニアもネットワークエンジニアです。

IPやTCPを実装する人はあまりいないと思いますが、もっと上位のプロトコルを実装することはよくあります。組み込み機器であれば、RFCのXXXXに対応、というのが目玉になることもありますから。

エンベデッドな人の紹介は以下です。

>>> 【エンベデッドエンジニアの生態】他のITエンジニアとどう違うか?

まとめ

ネットワークエンジニアの仕事を紹介しました。

インフラ系とプログラム系がいますね。本人たちは、もう一方がネットワークエンジニアと呼ばれていることを知らない可能性が高いので注意が必要です。

>>> 【ITエンジニア】扱うものによる分類

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